マスクの着用が公的に任意になってから、外飲みのお誘いがコロナ前にほぼもどった。多い時には週4回なんてことも。家飲みはほぼしない筆者にとっては嬉しい限りだが、その分、休肝日が減るのは少々心配なところ。
ではいったい休肝日は何日取れば、病気のリスクが減るのだろう? 少々古いデータだが、デンマークのコペンハーゲン大学病院などが5万人以上の中高年を対象に実施した調査では「週3~5日の休肝日を設けるのが効果的」という結果が報告された。
一方、日本の厚生労働省の多目的コホート研究では、「週3日以上」としている。加えて休肝日を3日以上取れば、傷ついたDNAや臓器が修復される可能性が考えられるとも。あくまでも「可能性」ということだが、深酒をした後に休肝日を取ると、じわじわと疲労感が緩和され、徐々に力がみなぎってくるのがわかる。「飲みたいな」と思うのが、肝臓が復活したサインだと勝手に解釈している。実際、休肝日を多く取ると、飲み過ぎで上がりやすい中性脂肪やγ―GTP、ALT(GPT)の数値が顕著に下がるので、やはり健康を維持するのに休肝日は必須なのだ。しかし、酒飲みにとって休肝日を習慣化させるのは、意外にもハードルが高い。
そんな時におすすめなのが、休肝日を記録できるアプリである。飲んだ酒を記録するだけで、純アルコール量に換算する「飲酒カレンダー」は、休肝日はもちろん、飲み過ぎた日もグラフ化してくれるのでひと目でわかる。そのままズバリの「休肝日記録」(iPhoneのみ)は記録でポイントがたまるシステム。アプリの作成者自身も、これを作って休肝日が取れるようになったというから信頼性も高い。
中にはSNSで休肝日を作る経緯をつぶやき、週2日の休肝日が習慣化した酒飲みもいる。「なかなか休肝日を作れない」という同じ思いを抱くフォロワーからの支持が励みになったという。
アプリ、SNSともに共通しているのはモチベーションの保持。「これなら続けられそう」と思う方法で、まずは週1回休肝日を作ることからはじめてみよう。
参考サイト=e―ヘルスネット、保健指導リソースガイド












