ソフトバンクがロッテとのCSファーストステージ第3戦(16日、ZOZOマリン)に3―4で逆転サヨナラ負け。10回表に3点を勝ち越すも直後に4点を失い、壮絶な終戦を迎えた。
最後まで勢いに乗れない戦いが続いた。首位争いをしていたチームは7月に12連敗で急失速。そこから歯車がかみ合わなくなった。勝てば2位だった10月7日の楽天戦に引き分けると9日のオリックスとの最終戦(京セラ)でも黒星を喫した。CSも〝第1関門〟を突破できなかった。
2年目の藤本博史監督(59)は今季限りで退任へ。10ゲーム差以上をつけての〝ぶっちぎりV〟を目指しながら、オリックスに屈辱の3連覇を許した。最終的な「15・5ゲーム差」は重すぎた。下克上で日本一を成し遂げたとしても大差V逸の事実は大きかった。
後任候補としては小久保裕紀二軍監督(52)の内部昇格が最有力となっている。今季はタレントがそろいながら勝てなかった。シーズン最終戦に敗れた夜、宿舎のミーティングで王会長は「技術については選手のみんなに言うことはないが、もっとプレーに心、気持ちを入れてほしい」と言葉を投げ掛けた。
厳しさと愛情を兼ね備えた〝王イズムの継承者〟が黄金期再来を目指していく。












