ノアの潮崎豪(41)が、退団したタッグパートナー・中嶋勝彦(35)への思いを語った。

 昨年9月の大阪大会で負傷し長期欠場を強いられていた潮崎だが、5月の両国大会で復帰。その際、手を差し伸べてくれたのが中嶋だった。チーム「AXIZ」としてタッグを組んでいた2人は復帰戦で激しくやり合うと、試合後に「金剛」の離脱を電撃表明した中嶋から約3年ぶりのタッグ復活を提案され、潮崎が受諾した。

 それからわずか4か月でのパートナーの退団に、潮崎は「最初に話を聞いた時は本当にビックリしましたし、このタイミングで?というのは正直ありました」と打ち明ける。

 それでも「中嶋勝彦の決めたことだから、俺は何も言わないし。違う団体だったり、海外での活動も視野に入っていると思うし。そこで暴れまわって不敵に笑いまくる中嶋勝彦を楽しみにしていますよ」と快く送り出す構えを見せた。

 退団にあたり、中嶋からは「35歳になって、20年の節目というのもあって外を見てみたい」と吐露されたという。これに潮崎は「タイミング的に今が最良だと思います。隣にいても、今、心身ともに充実している感じがしますから。このタイミングでノア以外でも相手を黙らせる戦いを期待していますよ」と目を細める。

 そして「プロレスは何が起こるか分からない世界で、いつどこでまた会うかわからないですから。いつでも対面なり、組むなりできるように俺は精進し続けますよ。今まで違う団体にいた時も俺は意識をしていたし。それは今後も変わらない。期待と対抗意識は常に持ち続けるつもりですよ」と再会の日を見据えた。

 1日にフリーとなった中嶋は、20日の東京・後楽園ホール大会での6人タッグ戦と28日福岡国際センター大会でのタッグ戦に出場する。

 潮崎は両試合で中嶋の隣に立ち、ともに戦う。「積み上げてきたものを味わおうと思いますよ。ひとまず『バイバイ』なので、しっかりと2人の戦いを楽しんで満喫しようかと思っています」と力を込めた。

 14日の横浜大会ではタッグ戦に出場し藤村加偉をゴーフラッシャーで沈めるなど、盟友とのラストマッチに向け準備万端。〝ひとまずの別れ〟となる2人が見せる絆に注目したい。