W杯2大会で日本代表の指揮を執ったジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)の後任人事が注目されている。新HCが初めての就任なら5人目(暫定を除く)となる。
初代は2005年に就任したジャン・ピエール・エリサルド氏だった。フランス出身のエリサルド氏は当時51歳。現役時代はSHとしてプレーし、フランス代表歴が5回ある。ベジエなど同国クラブのHCを務め、日本代表アドバイザーを経て同HCに就いた。
同氏の契約期間は実質07年W杯フランス大会までだったが、日本協会に相談なくアビロン・バイヨンヌのスポーツマネジャーに就任したことがHCの職務に支障をきたすとして06年秋に解任された。この間、イタリア、サモア、トンガ、フィジーなどと試合を行うも、この4か国などに敗れている。
同氏がアドバイザーを務めた時期、日本を率いていた萩本光威氏は「監督」だった。当時、HCとの違いについて日本協会に問い合わせると「チームにGMがいる場合はHC、いない場合は監督と呼ぶ」との答えが返ってきた。
当時、日本協会は「日本代表の強化を最重点事業として位置付け、より代表の強化活動に特化するため、『代表チーム事業部』を設立」(協会ホームページより)。同部は「マネジメント部門を統括するジェネラルマネージャー(GM)と、グラウンドで実際に指揮をとるヘッドコーチを中心に、多岐に渡る代表チームの活躍をよりスピーディに展開していく組織となります」(同)。GMにはW杯出場歴のある元日本代表PR・太田治氏が就任した。
現場指導に特化した指揮官は「コーチ」の「ヘッド」だからHC。GM不在でチームの運営などにも関わるようなら「監督」ということになる。現在、U―20代表のトップ指導者はHCで、高校代表は「監督」が率いた。
代表HCはエリサルド氏から元ニュージーランド代表の〝怪物〟ジョン・カーワン氏に引き継がれ、W杯大金星のエディー・ジョーンズ氏を経てジョセフ氏へ。後を託されるのは誰なのか…。











