女子プロレス「スターダム」の鹿島沙希(30)が、ハイスピード王座から陥落した。

 9日の愛知・ドルフィンズアリーナ大会で行われたV4戦で星来芽依(21)と激突。試合が始まるとまずは寝転んで握手を求める。だが、策に引っかかった挑戦者の手をつかみ丸め込むも、3カウントを奪えない。

 その後は星来を走り続けさせ、体力を消耗させる作戦に変更。王者は再び寝転んで体力を温存した。終盤にようやく始動した鹿島は、蹴り技を連発。さらに昇龍拳で吹っ飛ばし、ダイビングフットスタンプで追撃した。

 それでも立ち上がる星来の頭部を蹴り上げ、必殺技の起死回生で丸め込むも、またしても決めきれず。これで動揺した王者は隙を突かれ、ラ・マヒストラルで3カウントを奪われてしまった。

勝った星来芽依(左)にロッシー小川(右)の帽子をかぶせる鹿島沙希
勝った星来芽依(左)にロッシー小川(右)の帽子をかぶせる鹿島沙希

 5月に同王座を初戴冠。2011年6月のデビューから初めて手にした虎の子のベルトだったが、ついに手放すことになった。納得がいかない鹿島は試合後、ベルト贈呈のためにリングに上がったロッシー小川エグゼクティブプロデューサーの帽子を強奪。新王者の頭にかぶせリングを後にした。

 バックステージでは「あれ? ちょっと待って! 入場したところまでは覚えてる…。ゴングが鳴って、寝て起きたらベルトなくなってるし…。沙希、何でこんなに汗かいてるの?」と状況を理解できない様子。

 揚げ句の果てに「記憶にございません!」と、どこかの政治家のように頭を下げ控室へ消えた。