女子プロレス「スターダム」のハイスピード王者・鹿島沙希(30)が、V2を達成した。

 13日のエディオンアリーナ大阪第1競技場大会では元王者・コグマ(25)と対戦。序盤からコグマにDDT、ダイビングボディーアタックを決められ、完全に流れを奪われてしまった。

 これ以上戦うと体力がなくなるため、コグマの足にしがみつき試合を中断させようと必至に懇願したが、そんな声は届くわけもない。攻撃の手を緩めないコグマに強烈なミサイルキックで吹っ飛ばされ、窮地に陥った。

 終盤ではダイビングボディーアタックを決められ、万事休す。誰もが「もうダメだ…」と思った瞬間にだった。素早く起き上がると、必殺の起死回生でクルリ。逆転の3カウントを奪取し、ベルトを守った。

 試合後、鹿島が「ハイスピード2度目の防衛戦、何とかギリギリで防衛できた! 私は今日のこの試合を防衛したら…」とマイクアピールしていると、これまで何度も挑戦を断り続けている星来芽依が登場。王者は動揺しながらも、まるで長州力のように「またぐなよ!」と絶叫だ。

 その後、何をたくんでいるのか一転して優しい口調になり「芽依ちゃん、待ってたよ。今日防衛したら逆指名しようと思っていたんだよ」と語りかけたかと思えば、すぐにはしごを外す。「ここにいるみんなの前で言う。次の挑戦者は向後桃だ!」と、この日不在だった向後桃をV3戦の相手に逆指名した。

 さらに鹿島の言葉に不満げな星来に対し「近づくんじゃね! またぐな、どっか行け!」と怒鳴り散らかした。バックステージで鹿島に向後を選んだ理由を問うと「アイツになら勝てそう」とポツリ。足もとをふらつかせながら控室へ消えた。