ボクシングイベント「3150ファイト」のファウンダーを務める亀田興毅氏(36)が、7日のIBF世界フェザー級2位決定戦(東京・大田区総合体育館)で敗れた元世界2階級制覇王者で弟の亀田和毅(32=TMK)を擁護した。

 和毅は、フェザー級初戦となった同級8位だったレラト・ドラミニ(南アフリカ)との一戦に1―2の判定負け。実績で劣る相手にまさかの結果となったが、興毅氏は「転級初戦で世界ランカーを相手に、あれだけの試合をしているわけで。僕は悲観的には考えていない。フェザー級でも十分通用している」と評価した。

 かねて和毅は、WBC&WBO世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥(大橋)との対戦を熱望。一つ階級が上のフェザー級王者となり「怪物」を待ち受けるとの見方もあったが、和毅は7日の敗戦後に「こういうふうに負けて、強いところをアピールできなかったので、井上チャンピオンの名前を出して申し訳なかった」と謝罪した。

 そんな状況にも、興毅氏は「みんな、すごく勘違いしていると思うけど、和毅の今の目標は3階級制覇。フェザー級のチャンピオンになること」と強調。井上戦は本来の目的ではなく、フェザー級王者を目指しているというわけだ。それだけに「彼が望むのであれば、プロモーターとして3階級制覇に向けてサポートをし続けたい」と変わらぬ後押しを約束した。