元大相撲の小錦が24日、「久保純子 My Sweet Home」(文化放送)に出演。1982年18歳で来日し、高砂部屋に入門した当初のエピソードを明かした。

 ハワイからの出発時、母親に号泣されてアロハシャツとズボンに着替える予定ができず、母親手製のパレオと自身のルーツを示す「サモア」と書かれたTシャツで成田空港に到着したという小錦。相撲については「見たことないし、まわしも知らなかった」という。

 久保の「何で裸なのっていう感じだったんですか?」との質問に、小錦は「初めてまわし着けたとき、すごい恥ずかしかったし、強くなってもすっごい恥ずかしかった。お尻、絶対みんな見てるなって」と回想。

 さらに久保から「恥ずかしかったんですか?」と聞かれると、「そりゃ恥ずかしいよ。あの格好で誰がウロウロするの?」とツッコむと、「一番最初、まわし着けた写真を友達に手紙で送ったら、『おまえ、なかなかTバック似合うね』って言われた。だって、あの格好でワイキキいたら捕まるぞ!」と、当時を振り返った。

 入門した高砂部屋では、当然ながら一番の〝下っぱ〟からスタート。寝る場所は玄関前だったといい、「相撲部屋って入門順で寝る場所も決まってくる。一番最後に入った力士はドアの前から布団を敷いていくんだよ」と解説。続けて「もう大変だよ。性格悪い先輩たち酔っぱらって帰ってくると、蹴られたり踏んだりするんだもん。入口だからみんな通るんだよね。何回もニードロップ食らった」という。

 しかし、これが小錦の反骨精神に火をつけたようで、「でも、それがよかったよ。それを思い出して、毎日燃えたもん。稽古やりたくて仕方がない。だから、僕、番付すぐ上がりましたよ。8場所で関取なったもん。寝れないから、毎日人をぶん投げたいんだもん。結局、土俵の中は平等だから。先輩も後輩もないから」。

 現役力士に対しては「良いことも悪いこともすべて土俵の中に答えがある。そこで答えを見つけられないと、人生変わらない」とアドバイスした。