ボクシングの世界ミニマム級ダブル王座統一戦で勝利し、正規王者となった重岡優大(26)と弟の重岡銀次朗(23=ともにワタナベ)が戦いから一夜明けた8日、都内の同ジムで会見を行った。
ボクシングイベント「3150ファイト vol.7」(7日、東京・大田区総合体育館)で兄の優大はWBC、弟の銀次朗はIBFの正規王者となった。12ラウンド(R)判定勝ちを収めた優大は「12Rを通して楽しかったです。ガキのころから夢だった舞台で戦えて、生きている心地がした。すごく楽しくて一生、忘れない12Rになった」と感慨深い表情で語った。
銀次朗は1月の世界初挑戦で、今回の対戦相手ダニエル・バラダレス(メキシコ)に挑んだが、偶然のバッティングにより無効試合となっていた。さらに、8月に再戦が行われる予定だったが、今度は銀次朗の負傷により延期となっていた。
ようやく実現した一戦を振り返り「1月、8月と延期になり迷惑をかけて、いろんな思いがこみ上げた試合だった。1Rからバッティングで血が出て、また(試合が)止まってしまったらどうしようと、焦りから突っ込むことができなかった」と反省を口にした。
とはいえ晴れて正規王者となり「ここまで、協力してくれた全ての方に感謝したいと思います」と笑みを浮かべた。
会見に同席した「3150ファイト」のファウンダー・亀田興毅氏(36)は、次戦について「次の興行は1月の予定」と兄弟ダブル防衛戦を目指す意向。しかし、前日の試合で優大が両拳を負傷したこともあり「ケガの状況、コンディションと対戦相手もあるけど、1月という方向で考えていきたい」とした。
かねて重岡兄弟は、地元・熊本でのタイトルマッチを希望している。これに、興毅氏も「(2人が)いつかは熊本で、世界戦をやりたいと言っていたので、(その方向で)考えています」と前向きな姿勢を見せた。











