ボクシングイベント「3150ファイト vol.7」(7日、東京・大田区総合体育館)で、IBF世界ミニマム級の王座統一に成功した重岡銀次朗(23=ワタナベ)が、バッティングへの見解を示した。
同級暫定王者として正規王者ダニエル・バラダレス(メキシコ)に、5ラウンド(R)2分15秒でTKO勝ち。2人の間には、因縁があった。1月6日には銀次朗がバラダレスに挑戦したが、3ラウンド(R)の途中で偶然のバッティングが発生し、無判定試合となっていた。この日の団体間統一戦でも、2Rでバッティングが発生。「故意」とみなされ、減点1が科された。
試合を振り返った銀次朗は「バラダレスは強気に立ち向かってきていて、今日に関してはズルをする気はなく、覚悟して向かってきていた」と対戦相手を評価しながらも、「ただ、頭はもうちょっと気をつけてほしかった」ときっぱり。やはり2Rの「故意」のバッティングには納得がいかないようで、苦言を呈した。
それでも「バッティングを注意しながら戦う中で、左ストレートで倒すことができた。そこは今までよりも進化したところかな」と、因縁の相手をKOしたことで自身の進化を実感していた。
銀次朗の兄でWBC世界同級暫定王者の重岡優大(26=ワタナベ)も、正規王者パンヤ・プラダブシー(32=タイ)を3―0の判定で退け、王座統一に成功。試合後の会見で地元・熊本への思いを問われると「家では祖父や祖母がケータイの小さい画面で、応援してくれている。早く帰って、みんなで勝利の喜びを分かち合いたい」と目に涙を浮かべていた。











