ボクシングIBF世界ミニマム級王座統一戦(7日、東京・大田区総合体育館)で、同級暫定王者の重岡銀次朗(23=ワタナベ)が同級正規王者のダニエル・バラダレス(メキシコ)を5ラウンド(R)2分15秒、TKOで撃破。王座統一に成功した。
1月に世界初挑戦でバラダレスに挑んだが、偶然のバッティングにより無効試合となっていた。4月のIBF同級暫定王座決定戦でKO勝ちを収め、因縁の正規王者との再戦に挑んだ。
序盤から、強打の銀次朗がペースを握った。1R、ワンツーからの左ストレートでアルバレスからダウンを奪う。激しい打ち合いで、お互いに頭部からの出血。2Rには「偶然」ではなく「故意」のバッティングでバラダレスに減点1が科された。
それでも銀次朗は攻め手を緩めず、5Rには王者をロープ際に押し込み猛ラッシュ。バラダレスは動けなくなり、レフェリーが試合を止めた。
試合後、銀次朗はリング上で「15年間、この世界チャンピオンのベルトのために、お兄ちゃんと2人でボクシングを頑張ってきました。正規王者になれたということで、よりチャンピオンとしての自覚を持って、日本ボクシング界を盛り上げるために頑張りたいと思います」と語った。
セミファイナルでは、兄のWBC同級暫定王者の重岡優大(ワタナベ)が同じく王座統一戦に挑む。兄弟同日の正規王者誕生へ兄にバトンをつないだ。













