ボクシングWBA世界バンタム級王者・井上拓真(27=大橋)が、強気のマッチメークで初防衛戦に挑む。
同級で4団体を統一した井上尚弥(30=大橋)の弟・拓真は27日、都内で行われた会見に出席。自身初の防衛戦(11月15日、東京・両国国技館)に向けて「兄に続いて、統一王者になりたいと頑張っている。しっかりと初防衛をしたい」と闘志を燃やした。
今回の対戦相手は同級6位で、前IBF世界スーパーフライ級王者のジェルウィン・アンカハス(31=フィリピン)だ。プロ戦績39戦34勝(23KO)3敗2分けでIBFのベルトを9度防衛した実力者で、拓真は「自分が戦ってきた中で一番強い相手」と警戒している。
そんな手ごわい相手と戦うのには理由がある。尚弥が大橋ジムと契約をしたときに「強い相手と戦う」と、条件をつけたが拓真も同じ考えだ。「強くなるためには、強い相手とやらないと意味がない。ボクシングをやる以上は、強くてハラハラする相手と戦いたい」と強敵との戦いを歓迎する。
偉大な兄からは「相手が強いんだから、何が何でも勝てよ」と激励されたという。父の真吾トレーナー(52)は「確かに強いとは思うけど、サウスポーとしてのやりづらさはそこまでない。彼はパンチが強いので、そこだけは見極めながら」と分析。兄に続く4団体統一へ、負けられない戦いが続く。












