米総合格闘技イベント「UFCファイトナイト」(5月30日、中国・マカオ)で、元RIZINバンタム級王者の朝倉海(32)がキャメロン・スモザーマン(28=米国)に圧巻の1ラウンド1分50秒KO勝ちを収めた。参戦から2連敗と崖っぷちの状況で見せた会心の勝利を〝バカサバイバー〟こと青木真也(43)が忖度なしにぶった切った。
フライ級での連敗から階級をバンタム級に戻し臨んだ海は開幕早々、打撃戦でペースをつかむと、右フックで尻もちをつかせることに成功。立ち上がった相手に追撃のラッシュで開始から110秒で失神KO勝利した。
まず青木は、この展開を「焦らなかったのがよかった。最初にカーフ(ふくらはぎ)を蹴ったりして相手をコントロールしたことがポイント。あそこまでコントロールしていればどんな攻撃を出しても当たるから」と声をしゃがれさせる。1年半勝利から遠ざかっていたにもかかわらず落ち着いて相手を制したことが勝因だったとして「本来の階級でコンディションがよかったことと、相手のレベルが前の2試合に比べて大きく落ちたことで今回のKOが生まれた」と分析した。
これで誰しも期待するのは、海の反撃が始まることだ。だが、青木は「今回は相手が弱すぎたからな。勝ったとて…だ。まだ〝もう少し試してもらえる切符〟を手にしたにすぎない」と手厳しい。いまさらだが、なぜこの人は他人を素直に褒めることができないのか。
その上で、今後の進路を「期待感を持たせるために名前のあるベテランとやるといいんじゃないかな」と提言だ。そして「日本における青木真也みたいな打たれ弱くて心が折れやすいベテランと試合するのをお勧めするよ。あ、俺には名前がないか…」と自虐で締めくくるのだった。
そんな青木は5月31日、DDTの後楽園大会に出場しトーナメント「KING OF DDT」の準決勝で鈴木みのる、決勝でMAOを撃破し初優勝。上機嫌で中嶋勝彦の自主興行に出場するべく、大阪へと向かうのだった。












