下克上への機運が高まる快勝で締めくくれるか。ソフトバンクが2位確定をかけてシーズン最終戦となる9日のオリックス戦(京セラ)に臨む。

 勝ちか引き分けで自力での2位が決定する。7日の楽天戦を引き分けた藤本監督は「2位で通過しないと意味がない。ホームで(ファーストステージが)できないからね。全力で頑張ります」と力を込めた。

 ポストシーズンに向けて真価が問われる一戦となりそうだ。すでにCS圏は確保。仮に敗れたとしても、ロッテが敗れれば2位を守ることもできる。ただ、勝って終わることこそがCSでの戦いにつながっていく。

 王者・オリックスとは現在11勝12敗1分け。シーズンで完敗を喫した事実は覆せないが、勝つことができれば勝敗は五分となり、全球団への勝ち越しは阻止して〝下克上チャレンジ〟に臨むことができる。

 また、最終戦に勝つことができれば、引き分けを挟んでの3連勝となる。今季は7月に12連敗を喫するなど急失速。チームは波に乗れない状況が続き、7月以降は一度も3連勝ができなかった。連勝後の試合は実に10連敗と、勝ち切れないチームの象徴ともなってきた。最後に勢いの付く形で締めくくりたいところだ。

 今季は6勝4敗1分けと敵地・京セラでの相性は悪くない。快勝で大きく弾みをつける。