歯に衣着せぬ「桑田節」は今オフのGに何をもたらすのか。巨人・原辰徳監督(65)の続投を山口オーナーが明言しなかったことでチーム内に激震が走っている中、桑田真澄ファーム総監督(55)への注目度も高まりつつある。将来的な一軍監督就任への待望論も根強いが…。
桑田氏は今季からファーム総監督に就任。一方で一軍では昨季まで務めていた投手コーチ時代に目をかけてきた山崎伊や赤星、菊地などの若手が台頭しつつあり、卓越した野球理論とともに育成能力や手腕をあらためて再評価する向きも周辺からは強まっている。
その桑田総監督が目を配る二軍は1日のイースタン・リーグ最終戦・西武戦(ジャイアンツ球場)に勝利し、5年ぶりのリーグ優勝を達成。くしくも同日の試合前に同総監督はトークショーを実施し、的を射た数々の指摘で多くの関係者をうならせていた。
一軍定着を目指す若手捕手・山瀬について問われ「肩が本当に強い。(現一軍ヘッド兼バッテリーコーチの阿部)慎之助も肩が強かったけど、それより強いんじゃないですかね」。そして「慎之助がルーキー時代の2002年ですかね。その時僕は130キロくらいしか出なかったんだけど、慎之助の返球の方が速かったんです。『慎之助、やる気なくすから俺より速く投げるのやめてくれよ』と伝えました」と裏話を披露し、ファンの笑いも誘った。
コンディション不良からの復帰後、3試合連続で失点を許している守護神の大勢については「以前は低めに投げられていたボールが投げられなくなっているんですよね。昨年は高め、低めで使い分けられていたんですが、今は高めの球を打たれてしまっている。そこが直れば大丈夫です。球速からもコンディションに問題はないです」。
トークショーで披露した〝桑田節〟は相変わらず健在で、その的確なコメントに関しても球団周辺や球界内からは「さすが」の声が渦巻いている。原監督の続投が不透明となっているタイミングだけに、桑田氏の一挙一動ならびに来季去就にも今後は視線が注がれることになりそうだ。












