WWEの〝キング・オブ・ストロングスタイル〟中邑真輔(43)が、世界ヘビー級王者セス・ロリンズ(37)の〝挑戦〟をついに受諾。次回PLE「ファストレーン」(10月7日=日本時間8日、インディアナ州インディアナポリス)で完全決着ルールによる王座戦が決定した。

 9・2「ペイパック」の王座戦で敗れた中邑は、ロリンズに卑劣な襲撃を繰り返してきた。王者は自ら再戦を要求したが、中邑は理不尽にも再三にわたって王座戦を拒否。今週のロウ(カリフォルニア州オンタリオ)でリングに上がったロリンズは「再戦に応じないなら、この機会を取り上げる。シンスケ・ナカムラ、これが最後のチャンスだ」と最終回答を求めた。

 中邑は大型ビジョンに姿を現した。例によって、会場と全米視聴者のため英語字幕付きの日本語で回答する。「セス・ロリンズ、時間を指定しろ…。場所を指定しろ…。要求が多すぎる。てめえの体がいかれんのも無理はねえ。お前の背中を折る。トドメを刺したい。ゴミ、クズ、カスになるまで、ぐちゃぐちゃにしてやる」と改めてロリンズ破壊を宣告した。

 続けて「だが、俺にも分別がある。お前のスタミナは称賛に価するが、忍耐力がねえ。浅はかだよなあ。俺がカードを配る。お前は手の内をすべて見せた。俺はまだ見せてねえ。はっきりさせておこう。試合は残酷で野蛮なものになるだろう。お前は二度と歩けなくなる。お前の娘はお前を恥じ、屈辱的な結末が待っている」と、自身には〝秘策〟があることも示唆した。

中邑との再戦が決まった世界王者ロリンズ(©2023 WWE, Inc. All Rights Reserved.)
中邑との再戦が決まった世界王者ロリンズ(©2023 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

 ようやく〝キング・オブ・ストロングスタイル〟は王座戦の条件を提示する。「セス、お前が戦える最後のチャンス。お前の歌を聴く最後のチャンス。お前がチャンピオンと呼ばれる最後のチャンス。俺は勝ち誇る。お前ははいつくばるだろう。そうだ、お前の挑戦を受けてやる。セス・ロリンズ、『ファストレーン』で終わる。ラスト・マン・スタンディング」。

 次回PLE「ファストレーン」を決戦舞台に指定。試合形式も「ラストマン・スタンディング・マッチ」を要求した。同形式では、対戦相手をノックアウトし、相手が10カウント以内で立ち上がれない場合のみ勝利となる。ピンフォールもギブアップも認められない上に反則OK。まさに地獄の完全決着ルールだ。
 
 ロリンズは「シンスケ、俺の壊れた背中は弱点じゃない。俺にとって強さなんだ。家族が俺を恥じることがないように、全力で戦わないといけないからな」と反論しつつ、堂々と中邑の条件をのんでみせた。

 これで、10・7「ファストレーン」で世界王者ロリンズvs中邑の王座戦がラストマン・スタンディング戦で行われることが正式に決まった。中邑は自身の「X」(旧ツイッター)に「ラスト マン スタンディング」とだけ投稿。悲願の世界王座へ〝最後のチャンス〟をものにできるか?