8月の陸上世界選手権女子1万メートルで7位入賞の広中璃梨佳(22=日本郵政グループ)が、同世代のライバルを意識している。

 杭州アジア大会(中国)に出場する陸上の選手団が26日、羽田空港から出国した。女子5000と1万メートルに出場する広中は「2種目ともに、確実にメダルを取りたい気持ちが強い。少しでもいい記録を出して、来年のパリ五輪につながるように、自信をつけられたら」と今大会の目標を語った。

 8日のダイヤモンドリーグ(DL)第13戦では同世代の田中希実(24=ニューバランス)が、女子5000メートルで14分29秒18と日本記録を更新し3位に入った。世界最高峰の舞台で実力を証明したライバルに、広中は「すごいなとか、そういう気持ちもあるけど、新たな歴史を切り開いてくださった。日本人でも14分30秒を切ることができれば世界で戦える。私も、背中を追うような気持ちでやっていきたい」と大きな刺激を受けたようだ。