陸上女子の田中希実(22=ニューバランス)は、ハードスケジュールの中でも力を出し切った。

 17日(日本時間18日)に行われた世界最高峰シリーズのダイヤモンドリーグ(DL)ファイナル最終日(米オレゴン州ユージン)の女子5000メートルでは、グダフ・ツェガイ(エチオピア)が14分00秒21の世界新記録で優勝。ハイペースでレースが進んだこともあり、田中は1500メートル付近で先頭集団から離される展開となったが、自己3番目となる14分42秒38で6位に入った。

 直近の田中は8月の世界選手権同種目で8位入賞を果たすと、9月はDLブリュッセル大会同種目で14分29秒18の日本新記録で3位。さらに米ニューヨーク州で1マイルのレースに出場後、日本でのイベントに参加にした上で、すぐさまDLファイナルに向かっていた。

 疲労がたまった状況下でもさすがのタフさを見せた田中に対し、ファンからは「この強行軍の中でこのタイムを出すとは、地力がついたし、鉄人ですか。故障だけはしないよう祈っています」「田中希実選手、お疲れ様でした!しばらくゆっくり休んでほしい」「ハードスケジュールの中できっちりまとめたすばらしいレースをしていて、こちらもすごすぎる!!お疲れ様でした!」などねぎらいの声が多く上がっている。

 また、男子走り幅跳びの橋岡優輝(富士通)は8メートル15で3位、同110メートル障害の泉谷駿介(住友電工)は13秒10で4位だった。