ロック様がついに帰ってきたぞ! ハリウッドスターのドウェイン・ジョンソンことザ・ロック(51)が、約4年ぶりにWWEマット帰還を果たした。

 1990年代後半からWWEで人気爆発。「ピープルズ・チャンピオン」はトリプルH、ストーンコールド・スティーブ・オースティン、ジ・アンダーテイカーらと激闘を繰り広げ、一時代を築いた。2002年3月「レッスルマニア18」のハルク・ホーガン戦は、プロレス史上屈指の名勝負として語り継がれている。2000年代半ばからハリウッド俳優として活躍。数々の大ヒット作に出演し、世界的なメガスターとなった。

 今週のスマックダウン(コロラド州デンバー)のオープニングには、元NFL選手のパット・マカフィーが登場。そこに若手のオースティン・セオリーも現れ、「これは俺のライブだ」などと文句をたれ始めた。マカフィーが「これはピープルズショーだ。意味がわかるか?」と反論した時だ。

「If you smell what The Rock is cookin’!(ロック様の妙技を味わえ!)」

さっそうと登場したザ・ロック(©2023 WWE, Inc. All Rights Reserved.)
さっそうと登場したザ・ロック(©2023 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

 あの入場テーマが流れると、会場は大爆発。サングラス姿のロック様が、笑顔で花道を歩いてリングに上がった。19年10月のスマックダウン以来、実に4年ぶりのWWE登場だ。異様な盛り上がりの中、千両役者はセオリーと対峙した。セオリーがマイクを握ると、「その口を閉じやがれ!」と叫び、続けて「ついにロック様がデンバーに帰ってきたぞ!」と雄たけびを上げ、WWEファンなら誰もが知る決めゼリフを連発した。

 セオリーは「今回はストーンコールドではなく、本物のオースティンだ」などとロック様をののしった。「グレート・ワン」はストーンコールドの決めゼリフを拝借して「この負け犬ヤローのケツをぶっ飛ばしてほしけりゃ、ヘル・ヤーと叫べ!」。観衆も当然、「ヘル・ヤー!」と絶叫だ。さらには観衆に「お前は」「クソヤロー!」とチャントさせ、セオリーをあざ笑った。

 続けて罵声を浴びせると、セオリーがキレてロック様に殴りかかり、顔面にパンチ5発を叩き込んだ。だが「ピープルズ・チャンピオン」は、セオリーをロープに飛ばしてカウンターのスパインバスター。一撃でセオリーを沈めると、「世界一シビれる技」が飛び出す。ロープの間を走って右ヒジを落とす、必殺のピープルズエルボーだ。勢いでマカフィーもピープルズエルボーを披露して、デンバーの観衆と全米視聴者を熱狂させた。

セオリー(下)にピープルズエルボーをぶち込むザ・ロック(©2023 WWE, Inc. All Rights Reserved.)
セオリー(下)にピープルズエルボーをぶち込むザ・ロック(©2023 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

 バックステージではかつてのライバル、ジョン・シナと再会。「お帰り」と言うシナと、熱い抱擁をかわした。今年4月の祭典「レッスルマニア39」ではWWEユニバーサル王者ローマン・レインズとの対戦がうわさされ、現在はCCO(最高コンテンツ責任者)を務めるトリプルHも会見で「彼はとても忙しい。でも時間があればやって来て、みんなに衝撃を与えるだろう」と話していた。そうした中でトリプルHの予言通り、ロック様が衝撃の復活。果たして「ワン・モア・マッチ」はあるのか? 期待は高まるばかりだ。