WWEの〝キング・オブ・ストロングスタイル〟中邑真輔(43)の暴走が止まらない。

 世界ヘビー級王者セス・ロリンズ(37)の首を狙い、襲撃と心理戦を繰り返してきた。2日PLE「ペイバック」の王座戦では負傷している王者の背中を集中攻撃したが、ストンプで敗北。ところが試合後もロリンズを急襲し、先週のロウでは王者に「挑戦を受けてやる」と言われながら、理不尽にも王座戦を拒否して物議を醸していた。

 今週のロウ(バージニア州ノーフォーク)では、またまた英語字幕付きのVTRで登場。なぜか日本刀を抱えながら、悪漢ぶり丸出しの日本語でロリンズを揺さぶった。

 中邑は「セス・ロリンズ…。どうだ、チャンピオンの気分は? オレに踏みつけられて勝利を感じたか? お前は尊敬に値する人間じゃねえ。人がお前がしてきたことを思い出したら、これまで通りお前の歌を歌うか? お前がたどった成功の道に、お前を信じてきた人間に、屍(しかばね)が並んでいる。お前は、弱い者は強い者の犠牲になるためだけに存在していると信じてる」と断罪した。

 その上で「セス・ロリンズ! 人を操る詐欺師! ウソつき! 一族の恥さらし! 反省すらしねえ、後悔すらしねえ。俺はお前の肩書をひっぺがし、お前が主張するすべて、ウソを暴いてやる。もう、お前の言葉には何の意味もねえ。挑戦してやる! 気が向いたらなあ」と言い放ち、高笑いだ。

 これに怒り心頭のロリンズがリングイン。「俺は善人でも悪人でもなく、セス・フリーキン・ロリンズだ」などと反論し、「やってやろうぜ、今しかない」と先週に続きその場での世界王座戦開催を要求した。ここで中邑の入場テーマ「ザ・ライジング・サン」が流れて大歓声が上がったが…やはり現れない。

 中邑が現れたのは大型ビジョンで、バックステージでリコシェを暴行していた。「セス! タイミングが悪いな。お前とは戦わん。お前は医学的な許可を得ていないんだろ。だからここで戦ってやる」と言い、再びリコシェをボコボコと蹴りまくった。「悪いな、お前のタイトルを奪ってやるが、今夜じゃない」とし、最後は日本語で「言っただろ、おい、黙って待ってろ、タコ!」と吐き捨てた。

 次回のPLE「ファストレーン」は、10月7日(日本時間8日)にインディアナ州インディアナポリスで開催。中邑はここでの挑戦を狙っているのか? それとも…。