女子プロレス「スターダム」の極悪ユニット「大江戸隊」の刀羅ナツコ(32)が、昭和の女子プロレスを復活させる。
刀羅は10月9日の愛知・ドルフィンズアリーナ大会でワールド王者・中野たむに挑戦する。かつてのライバルであり、「宇宙一かわいい女子プロレスラー」と公言する中野には不快感を抱く。「感情のあるプロレスやってると思うけど、『たむプリン』とかよくわかんねえことほざいてさ…」などと吐き捨て「だから世間から『スターダムは容姿だけで中身がない』とか言われてしまう」と厳しい表情を浮かべた。
この思いが強くなったのは、憧れていた極悪同盟のダンプ松本と8月にタッグを組んでからだ。刀羅はダンプ、ZAP、琉悪夏と組み、井上京子、林下詩美、AZM、天咲光由組と対戦。大先輩と毒霧など極悪殺法を駆使し勝利を収めた。「ダンプさんは入場する直前までは声もかけてくれてたけど、入場曲がかかった瞬間ダンプ松本の顔に変わった。その姿を裏で見てたけど、背筋が凍ったし、自分もそうなりたいって思った」
1980年代の全日本女子プロレス全盛期、極悪同盟とクラッシュギャルズ(長与千種&ライオネス飛鳥)の抗争は社会現象になった。意地がぶつかり合い、血で血を洗う戦いは、多くのファンの心をわしづかみにした。刀羅が目指す女子プロレスは、あの時代にある。「私がベルトを取ったら全女の『ザ・女子プロレス』みたいなガチガチなプロレスをする。『ビジュアルだけ』なんて言わせねえ」。ダンプイズム継承者が、スターダム改革に乗り出す構えだ。












