今年デビュー25周年を迎えたノアの丸藤正道(43)が、新たな決意を明かした。17日に東京・後楽園ホールで行われる25周年記念大会で、新日本プロレスのIWGP・USヘビー級王者ウィル・オスプレイ(30)とシングルマッチで激突する。節目を迎えてもなお挑戦を続ける天才が選手、そして団体の副社長として描く野望とは――。
――1998年8月に全日本でデビュー。あれから25周年を迎えた
丸藤 ジャイアント馬場さんが「デビューできるか!」って言ってくれて、「できます!」と答えたところから僕のプロレス人生がスタートした。デビューした18歳のころからしたら肉体的にはどうしても良いとは言えないかもしれないけど、気持ち的にはずっと若いまま。練習がきついのは当たり前だけど、自分が憧れていた仕事だったから辞めたいと思ったことは1回もない。短い時間だったけど馬場さんに触れることができたっていうことが一つの宝だし、プロレスと出合えてラッキーだった。本当に自分にとって天職だと思ってる。
――残り3年で故三沢光晴さんのキャリア28年に追いつく
丸藤 それは自分の中では大きいこと。ノアにずっといるのも三沢さんがあってこそのことだし、いろんな部分で三沢さんの生き方に照らし合わせちゃいます。でも己は己なので、自分のパフォーマンスがもう難しいなと思ったら、それは引き際だと思ってる。
――今の体の調子はどうなのか
丸藤 ここ10数年完璧なことなんてなかったから気持ちでカバーできるレベル。まあだけど、あと100年ぐらいしか動けないかもしれないな(笑い)。
――デビュー25周年大会では丸藤選手を尊敬してやまないオスプレイと対戦する
丸藤 世界的なプロレスラーのオスプレイが「僕のヒーロー」って言ってくれてることは、素直にうれしいしプロレスラー冥利に尽きる。でもその分、僕のことを熟知してるわけだから、当日はプロレス頭をフル回転させて彼が思いつかないようなことをやらなきゃ勝てない。だからオスプレイに勝つことができたら、さらに自信をつけてタイトル戦線に潜り込みますよ。若い子たちにおんぶに抱っこにならないように、もう少し頑張れるところを見せたい。
――団体としての今後の目標は
丸藤 海外の興行とかに行きたい。ファンの分母を増やす手段でもあると思うし、今の若い子たちにも外での経験をたくさんさせることで、将来につながるようなことをしたい。
――X(旧ツイッター)で団体に女子選手の参戦を呼びかけていたが
丸藤 最近ビッグマッチで女子選手に試合してもらってて、お客さんからもいい反応をもらっている。僕の呼びかけに対してすぐに声を上げる女子選手のハングリー精神は僕たちも見習うべきところじゃないかな。多少フライングするぐらいのことが言える選手の方が面白いと思うので、フリーや所属、男子女子問わず、僕はそういう選手に期待する。
――GHC女子王座の設立もあるか
丸藤 それもどんどん声を上げてもらって、ノアがつくらざるを得ないぐらいまでやる人が出てきたら面白いよね。












