新日本プロレスと米国・AEWの合同興行「Forbidden Door」が25日(日本時間26日、カナダ・トロント)でIWGP・USヘビー級王者に返り咲いたウィル・オスプレイ(30)がノア・丸藤正道(43)との初対決を熱望した。

 オスプレイはこの日の大会でケニー・オメガに挑戦。今年1月4日東京ドームでベルトを奪われた因縁の相手との再戦は、互いに激しく流血する壮絶な死闘となった。ケニーの猛攻にさらされながらもオスプレイは片翼の天使を回避するとタイガードライバー91で再逆転。最後はヒドゥンブレードからのストームブレイカーで3カウントを奪った。

 試合後のオスプレイは「今回は世界中の目が自分に向いているなと初めて感じた。今日の会場のエネルギーは本当にすごいものだったよ」と興奮気味に振り返った。前戦も世界中で高い評価を得たが「それを超える試合をしようとして、俺たちはやり遂げたと思う。完全に観客を驚嘆させられた。ただ、俺の身体が壊れ始めてるから、もう少し分別を持つときかもしれない。今年単独でやってきた活動を終わりにするかもしれないな」と充実の表情を浮かべた。

 今後については「あまりうまくいってない会社のことを覚えているか? TNAのように少し傾いていた会社だ。(そこを建て直した)AJ(スタイルズ)のような存在になりたいものだよね。新日本プロレスでの彼のような存在になりたい」とコロナ禍で苦境に立たされていた新日本の再建に意欲。さらに「俺にはとてもリスペクトしてる男がいる。この9月に彼は、デビュー25周年を迎える。彼は俺のアイドルで、今この場で名前を挙げたい。ナオミチ・マルフジ。もし可能なことなら彼と一緒に何かをできたら。ボールはノアに投げられた」と、丸藤の25周年記念大会(9月17日、後楽園)への参戦も直訴していた。

 AEWは8月27日(日本時間28日)にオスプレイの母国・英ロンドンのウェンブリースタジアムで「ALL IN」を開催する。英国のプロレスシーンをけん引するオスプレイがどのように関わるのかも今後注目を集めそうだ。