最下位にあえぐ立浪竜が今オフを前に活発な動きを見せている。中日の堂上直倫内野手(34)、福田永将内野手(35)、大野奨太捕手(36)が今季限りで現役引退することが12日に判明した。
球団史上初の2年連続最下位の危機に陥っている中日が、早くも来季の逆襲に向け〝血の入れ替え〟に着手。ベテラン3選手が引退を決断した中、中日は新外国人としてキューバ国内リーグで活躍する若手有望株2選手の獲得を水面下で進めていたようだ。
11日(日本時間12日)のキューバメディア「ペロータ・クバーナUSA」のミゲル・ヘルナンデス記者の報道によると、中日はキューバ出身のカルロス・モニエル外野手(22)、クリスチャン・ロドリゲス内野手(21)と基本合意に達したという。右投げ右打ちのモニエルは今季はキューバ国内リーグで153打数47安打で打率3割7厘、3本塁打をマークする。遊撃手で右投げ右打ちのロドリゲスは46試合に出場し、15盗塁と快足が武器。両選手とも昨年のU―23W杯に出場している。
昨オフは阿部、京田と二遊間のレギュラーコンビを一気に放出し、涌井と砂田を獲得。ここまで積極的な〝世代交代〟を進めている立浪竜の動向に今後も目が離せない。
堂上は、愛工大名電高から2006年の高校生ドラフトで3球団競合の末、1巡目で地元の中日に入団。主に遊撃を務めたが、内野のユーティリティーとして活躍した。通算成績は1003試合に出場し、打率2割2分5厘、34本塁打、209打点。19年には自身初の2桁本塁打をマークするなどしたが、今季は3試合の出場にとどまり、ついに17年目で引退を決意した。
堂上とは同期の福田は横浜高からドラフト3位で入団。右の長距離砲として通算825試合に出場し、16年から4年連続2桁アーチを含む84本塁打を放つなど活躍した。
大野奨は東洋大から08年にドラフト1位で日本ハムに入団。ダルビッシュ有(現パドレス)や大谷翔平(現エンゼルス)らとバッテリーを組み16年には日本一を達成した。17年にFA権を行使して中日入りした。15年目で通算907試合も今季はここまで一軍出場機会がなく、中日では6年間プレーしながら113試合の出場にとどまった。
3選手は10月3日の本拠地最終戦となる巨人戦(バンテリン)での引退セレモニーが予定されている。












