右脇腹を痛めているエンゼルスの大谷翔平投手(29)は10日(日本時間11日)の本拠地でのガーディアンズ戦を7試合連続で欠場した。チームは2―1で勝って、今月初の連勝をマークした。
大谷が出場するかどうかは日米メディアの最大の関心事だ。試合前に取材に応じたネビン監督は「明日が(出場するのに)現実的だと思う。今日も感じは良好で、この後またバットを振ってみる予定」と説明し、11日(同12日)の敵地シアトルでのマリナーズ戦での復帰を示唆した。
ただ、試合後は「本人が大事を取ってバットを振らないことにした」と明かした。11日の出場については「現実的には明日は可能性がある」と強調した。
そのエンゼルスについてUSAトゥデー紙のボブ・ナイチンゲール記者が10日に「エンゼルスは初めて、オールスターのマイク・トラウト外野手がトレードを希望した場合、応じる用意がある」と報じ、話題になっている。トラウトはトレード拒否権を持っているが、今後のチームの方向性についてフロントオフィスとオーナーと個人的に話をしたいと伝えているという。
同記者は「32歳のトラウトは、トレードで以前ほどのリターンは期待できない。2016年以降140試合以上プレーしておらず、この3年間で249試合を欠場している。その上、向こう7年間で2億4815万ドル(約365億円)の契約が残っている」と懸念材料を挙げた。
この記事を受けた米スポーツサイトのブリーチャーリポートは「(トラウトが)健康を維持できれば、まだ十分素晴らしいシーズンを過ごす力が残っており、彼がトレードできるとなればチームらは間違いなく興味を示すだろう」と争奪戦を予想した。
トラウトが移籍となればファンは大衝撃だが、エンゼルスの危機はそれだけではない。米メディアでは今季終了後にFAとなる大谷の流出は避けられないという論調が主流だ。MLBを代表する超スーパースターの2人、トラウトと大谷を一挙に失う、つまりチーム解体の可能性があるのだ。
「大谷とトラウト両方を失えばエンゼルスにとって壊滅的な冬になるが、トレンドはそちらに向いているのかもしれない」。14年を最後にプレーオフ進出を逃しているエンゼルス。再建に進むのか。











