〝お騒がせ女子プロレスラー〟ことウナギ・サヤカが、全日本プロレスに爆弾投入だ。

 8日の東京・国立代々木競技場第二体育館大会ではSareeeと組み、KAIRI&安納サオリとタッグ戦で激突する。7日に本紙の取材に応じたウナギは「明日、歴史的な日になりますよ! 王道マット、全日本プロレスが女子しかいないカードを第6試合に持ってきた。しかもビッグマッチで! これ、どーいうことがわかりますか?」と豪語した。

 ウナギも思い入れが深い、女子プロ界のトップ選手が勢ぞろいした。まずは、あのたんこと安納だ。ウナギは「今回、このカードを導いてくれたあのたん。あのたんは間違いなく、2023年女子プロレスを引っ張ってきた一人のレスラーです。スターダムでも活躍していて、今はタッグのベルト(ゴッデス王座)を巻いている。スターダムのリーグ戦(5★STAR GP)に参戦しながらほかの団体にも上がっている。そんなあのたんに、誰が一番2023年盛り上げてるか? なんてあおられて指名までされちゃって。そんなもん、やってやるよって感じですよね」と語る。

 そして元WWEの〝海賊王女〟KAIRIだ。今月末を持って無期限休業に入ることを宣言しており、これが最後の遭遇になる可能性もある。

 ウナギは「KAIRIが日本に帰ってきたとき、一番最初に査定してやるよって立ち上がって両国国技館で試合をした。そこから小橋(建太)さんの興行では川田(利明)さんに推薦してもらってシングルマッチ。まだまだこれからも試合できると思っていた。プロレスってこれがあるから、いきなり最後がやってくるから、こんな尊いものはないですよね。ホントにKAIRIはスーパースターだし、今後もプロレスラーとして生きていく中で刺激をくれる大切な存在だと思ってたんです。そーいう意味でもKAIRIの中にウナギ・サヤカを刻みたいし、KAIRIの最後を一番味わいたいなって思ってます」と対角に立つことを心待ちにした。

 初めてタッグを組むSareeeにも言いたいことがある。当初、KAIRI&安納vsウナギ&「X」が決まったとき、真っ先にパートナーに名乗りを上げてくれたのがSareeeだった。

「まっすぐな人だなって感じました。そーいう意味では、お互いこれしか考えられないと思ってたわけですから両思いですよね。日本に帰ってきて、あっという間にチャンピオン(シードリングのビヨンドザシーシングル王者)になりましたし。アメリカにいるときは試合は一緒にできないと思ってたので、ほんとにラッキーって思ってます」

 3選手への思いを口にしたウナギは「4人はこのカードをやるべくして最高のタイミングでハマったって思ってます。それがこの、全日本プロレスっていう最高の舞台ですよ」ときっぱり。行動力、発信力を生かして誰よりも王道マットを盛り上げている自身があるからこそ「敷かれているレールを王道と信じて、おとなしくベルトに巻かれている青柳優馬に証明したいです!」と、女子選手の参戦に否定的な発言をしている3冠ヘビー級王者に改めて宣戦布告した。

 代々木大会は諏訪魔とDDT・秋山準の6人タッグ戦や、宮原健斗がデビュー15周年記念試合で安齊勇馬と対戦するなど注目カードがめじろ押し。

 だが、大会の主役を狙うウナギは「秋に世界最強タッグ決定リーグ戦(11月12日、後楽園で開幕)! 代々木で女子が一番盛り上がると証明したら、女子に出場枠を1枠用意しろ!」と仰天要求。

 その上で「スワマ専務! ウナギ・サヤカが王道を超えてウナギ専務になってやるよ! スワマ専務は解任だ!」。最後は因縁の暴走男・諏訪魔にまで流れ弾を飛ばし、王道マット完全制圧を見据えた。