真正面から〝弱い事実〟を受け止めるしかないのかもしれない。パ・リーグ3位のソフトバンクは、1日の西武戦(ベルーナ)に0―6の零封負け。Aクラス入りを争う4位・楽天も敗れたため、ゲーム差「2」は変わらなかったが、三たび借金生活に逆戻りとなった事実は重い。
先月18日の同戦でノーヒットノーランを達成した石川柊太投手(31)が先発したが、この日は一転して背信投球となってしまった。4回9安打6失点で6敗目。2週間前に辛酸をなめさせた相手に、リベンジを許した形だ。7月に続き8月も月間負け越しを喫したチームとしては、何としても月が変わった初戦を白星発進といきたかったが、結果的に最下位相手に完敗で、9月も不穏なスタート。前カードの首位・オリックスとの3連戦に勝ち越した勢いを反攻のきっかけにできず、またも連勝を逃した。
大型補強を敢行し「シーズン100勝」「10ゲーム差V」を掲げて常勝復活を目指した鷹がこの夏、深刻な事態に直面している。7月以降、3連勝すらない。丸2か月の間、最大連勝が「2」という屈辱の事実。一昨年、去年とオリックスに覇権を奪われ、現場には「自分たちは敗者」という受け止めは実際あったが、自覚するほどの「弱さ」を受け止める反応は薄かった。
だが、この事態にチーム内には「いい試合をしたと思っても続かない。つまり、それが弱い、力がないということ」と真摯な受け止めが異口同音にある。
シーズンは残り28試合。勝率はまたまた5割を下回った。地力はペナント終盤に試されるもの。「強さ」と「自信」を取り戻す秋の戦いをできるか。











