今、求められる起爆剤の条件とは――。パ3位ソフトバンクは27日の4位・楽天戦(楽天モバイル)に1―7の大敗で4連敗を喫し、ついに藤本政権初の「借金生活」に突入した。相手投手陣が8四球を記録する中で打線がわずか1得点。Aクラス入りを狙う楽天に、最悪の3タテを食らって2ゲーム差まで急接近を許した。
攻撃陣が選んだ四球数「8」は今季最多。これまで7四球が最多で、その5試合すべて全勝で平均得点は「8・4」だったが、この日は3回の押し出し四球による1点だけだった。森ヘッドコーチは試合後「四死球9つ出て、5安打して1点というのは、何か原因があるんだろうとは思う。今のチーム状況を物語っているのかな」と首をかしげた。
試合後はリチャードと野村大に代えて、野村勇と生海を昇格させる方針を明かし「大胆な入れ替えも必要。打線も『えっ!』というくらいのオーダーを知恵を出し合ってやってみたいという考えはある」とも語った。
重い空気を振り払うために必要な措置を断行するしかない。チーム内にはかねて「若い選手だけではなく、こういう時こそ闘志を前面に出すタイプが必要」と具体的な起爆剤候補として「森みたいなタイプ」という声が上がっていた。
試合後、藤本監督は「今日二軍で森がいい投球をしている。ベテランらしいコントロールで打ち取っていた。そこはまた考えながらやっていきたい」と言及。この日、二軍・阪神戦で完封した森唯斗投手(31)の名前を自ら切り出すあたりに、大きな期待がうかがえた。
首位オリックスと14・5ゲーム差、2位を争うロッテとは4ゲーム差の一方で、最下位・西武とは6・5ゲーム差という現実。今こそ、覇気を出して一戦必勝で臨むしかない。












