パ3位のソフトバンクは26日の4位・楽天戦(楽天モバイル)に1―2で敗れ、貯金がなくなった。Aクラス入りを狙う眼下のライバルに直接対決で痛恨の連敗を喫してゲーム差は3に接近。カード負け越しが決まり、連敗は3に伸びた。貯金0は5月3日以来。今カード最終戦の27日のゲームに敗れると、藤本政権では初の借金生活に突入する。

 24日のロッテ戦は4点差逆転負けで、前夜は2点差を追いつかれての延長サヨナラ負け。この日も重たい空気が充満するようなゲーム展開だった。先制点は守りのミスが絡んだ。2回、先頭・浅村の三遊間に飛んだゴロを三塁手のリチャードが捕球するまではよかったが、一塁へ悪送球。この後、板東が連打を浴びて与えたくなかった先取点を奪われた。

 攻撃もチグハグだった。2回と3回はともに先頭出塁も得点圏に進められず、4回は一死から柳田が三塁打を放ってチャンスメークするも後続が凡退。5回に今宮が8号ソロで試合を振り出しに戻すも、流れを引き戻すには至らなかった。

 先発・板東は5回まで失策絡みの1点に抑えていたが、6回に決勝点を献上。二死一、二塁から岡島に右前に適時打を浴びて勝負どころで踏ん張りきれなかった。

 直近のゲームは負け方が悪く、試練が続いている。首位オリックスとは13・5ゲーム差、2位ロッテとは4ゲーム差。残り33試合で、現実的には「2位確保」の戦いにシフトしていく段階に入っている。森ヘッドコーチも「われわれとしては上を向いて戦っていくしかない」と絞り出すように、一刻も早く悪い流れを断ち切ることが先決。戦う姿勢が今、問われている。