日本ハム・郡司裕也捕手(25)が22日の楽天戦(エスコン)で、プロ初の1試合2本塁打と大暴れした。初回二死二塁の第1打席では2号2ラン、6回一死走者なしの第3打席では3号ソロをいずれも左翼席に放り込んだ。相手先発の早川は早大出身で、慶大OBの郡司は「早慶戦で負けるわけにはいきません」と奮起した。

 6月にトレードで中日から加入し、7月4日のソフトバンク戦(ペイペイ)でプロ初アーチをマークしていたものの、本拠地での一発はこれが初めて。試合後のお立ち台では「きのう、北海道に来て初めておすしを食べて、北海道っていいところだなあと思っていたらホームランを打てた」と〝絶口調〟。「一発を狙っていた」という2本目を含めて「ホームラン打者ではないので、なかなか今後も見られることはないと思う。今日見られたお客さんはラッキーだと思います」とトークも冴えわたった。

 23日には母校の仙台育英(宮城)が第105回全国高校野球選手権大会で自身が高校進学時に受験に失敗した慶応(神奈川)との決勝に臨む。郡司は「すごいことじゃないですかね。実質、郡司対郡司みたいなところがある。どっちが勝っても郡司が優勝みたいな」と声をはずませ、最後は「(自分も)決勝まで行けたけど最後まで何があるか分からない。最後まで頑張ってもらいたい」と〝両校OB〟として後輩たちにエールを送っていた。