ついに大器から一発が飛び出した。巨人のドラフト1位・浅野翔吾外野手(18)が18日の広島戦(マツダ)でプロ初アーチを描いた。巨人の高卒新人選手の本塁打は2015年に岡本和真が放って以来、8年ぶり球団史上7人目。

 片鱗を見せつけた。0―3の5回無死二塁の場面で打席を迎えた浅野は、相手先発・森の内角低めカットボールをうまくヒッティング。打球は左翼の防球ネットにまで到達する特大の1号2ランとなった。

 ダイヤモンドを1周し本塁へと戻ると、先に生還していた中田翔に頭をなでられ、照れくさそうな表情。それでも本人は「変化球に出されることなくしっかりと残して芯でとらえることができました。嬉しい気持ちはありましたが、リードされているので次の打席でも打てるように集中していきます」と気を緩めることはなかった。

 試合前の練習中にはベンチで坂本からアドバイスも受けた浅野。タイミングの取り方など指導を受けると、すぐさま直後の試合で結果を出す適応力も見せつけた。

 試合後、浅野は「こんな早く本塁打が出ると思ってなかったので、とてもうれしいです。(中田)翔さんが本塁で待ってて、すごい笑顔で迎えてくれたのでめちゃくちゃうれしかったです」と初々しい表情。

 激動の1年で心境の変化も生まれたようで…。「初めは香川に帰りたいなとか思ってたんですけど、その気持ちがまったくなくなって、友達と会いたいとかありますけど、戦う姿勢と言うか、絶対このジャイアンツでレギュラーを取るっていう目標を決めてから、そういう弱音を吐くことがなくなったので、そこは1つ成長だと思います」(浅野)

 まだまだここは通過点。身も心も強くなった大型ルーキーが、このまま急成長を遂げていく。