巨人の原辰徳監督(65)が2―0で勝利した17日の中日戦(バンテリン)後、7回途中無失点と好投し3勝目を挙げた菅野智之投手(34)に〝プチ注文〟を付けた。
粘り強い投球で試合を作った。菅野は6回までに2回を除くすべてのイニングで走者を出しながらも本塁生還は許さず、無失点投球を継続。両チーム無得点の3回には二死満塁のピンチも招いたが、石川昴を右飛に打ち取って序盤の危機を脱した。
正念場は7回だった。一死から村松に左前打、続く代打・三好に四球を与え一死一、二塁と、この日最大のピンチに…。ここで無念の降板となったが、後を託された2番手・高梨がなんとか後続を断ち切って無失点とすると、ベンチ前では出迎えた左腕の頭をなでながら感謝の気持ちを伝えていた。
奮投した大黒柱だったが、原監督は「あと1つアウトカウント取ってくれたら100点だね。あとはよく高梨がしのいでくれたなと思いますね」と7回の投球に「注文」。それでも150キロ台の直球を武器に組み立てた右腕の投球内容については「真っすぐを軸に放っていくのが彼のスタイルだから、それがやっぱり変化球軸になってしまうと、くみやすしという形になりますよね。そういう意味ではよかったと思いますね」と一定の評価を下した。
当の菅野本人も「自分の中ではワンアウトとは言わずにイニングをしっかり投げ切りたくて」と悔しさも吐露。一方で「こういう接戦をとったというのは久しぶりの感じがするので、これをきっかけにしてまた明日から一緒に戦っていけたらなと思います」と手ごたえもつかんだようだった。












