女子プロレス「スターダム」のIWGP女子王者・岩谷麻優(30)が、盟友の新WWE女子王者イヨ・スカイ(紫雷イオ)との防衛戦を熱望だ。

 13日エディオンアリーナ大阪第1競技場大会のV1戦では林下詩美(24)を迎え撃つ。4月に元WWEスーパースターのメルセデス・モネから王座を獲得。「『IWGP女子と言えば岩谷麻優だよね』って言われるようにならないと、ベルトを巻いてる意味がないので、初っぱなから落とすわけにいかない」と語気を強めた。

 詩美はかつて、保持していたワールド王座を奪われた因縁の相手。「強いから、あんまりやられすぎないように気をつけたい」と意気込む。一方、王者として野望に満ちあふれる岩谷は世界中での防衛戦を思案する。「外国や他団体の選手とも防衛戦をやってもいいと思う。その中に最近WWEでベルトを巻いた紫雷イオが入って来てくれたら面白いなって思いますね」と、5日(日本時間6日)に米デトロイトでWWE女子王座を戴冠したばかりのイヨとの対戦を望んだ。

「サンダーロック」時代の岩谷麻優(右)と紫雷イオ(2015年)
「サンダーロック」時代の岩谷麻優(右)と紫雷イオ(2015年)

 イヨとはかつて名コンビ「サンダーロック」でゴッデス王座の最多防衛記録「V10」を樹立。現世界女王との統一戦が実現すれば、世界中から注目が集まることは間違いない。WWEメインロースターの他団体出場は敷居が高いが「いつかスターダムに戻ってくることを願っているので、それまでベルトを巻いていたい。可能性はゼロに近すぎかもしれないですけど、タッグを組んでた自分だからこそ、できるカードだと思う」。

 何よりイヨは盟友かつ常に尊敬する存在だった。「ワールド王座を戴冠した時にイヨさんの家にお邪魔したら、現金300万円が置いてあって。『この世界、夢あるな』って頑張るモチベーションになったんです」と驚きの逸話も披露。「大舞台で輝いているイヨさんを見るのはうれしいし、うらやましいなと思う部分もあるので、いい刺激をもらいました。今の私たちなら、男子にも負けないレベルの試合はできると思う」と壮大な野望に胸を膨らませた。