新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」9日浜松大会のDブロック最終公式戦で、NJPW WORLD認定TV王者のザック・セイバーJr.(36)が後藤洋央紀(44)から5勝目をあげてベスト8に駒を進めた。
内藤哲也、ジェフ・コブと2敗で並ぶザックは、両者との直接対決に敗れているため自力突破の可能性がないまま最終日を迎えた。しかしこの日の公式戦で「TMDK」の盟友シェイン・ヘイストがジェフ・コブと両者リングアウトで引き分けたため、勝てば決勝トーナメント進出の条件が整った。
仲間の思いに応えたいザックは、得意の関節技で後藤を攻め立てる。岩石落とし、ラリアートの応酬を展開すると、GTRを切り返しザックドライバーを発射。しかしダメージが深くカバーに行くことができない。
激しいエルボー合戦からミドルキックを浴びたザックは、GTWでマットに叩きつけられる。それでもGTRだけは回避しヨーロピアンクラッチに切り返す。なおも粘る後藤のヘッドバットを浴びながらも、技の読み合いから卍固めに捕獲。さらにグラウンドに移行すると、両手両足を極める複合関節技に捕らえ、ついにギブアップを奪ってみせた。
これでザックは2位以上が確定しブロック突破が決定。直後の試合で内藤が棚橋弘至に勝利したため、Dブロックは1位・内藤、2位・ザックでの勝ち上がりとなった。
シェインのアシストを見事に生かしたザックは「これこそTMDKのチームワークだ! アイツが自分を犠牲にしてまで俺を助けてくれた」と感謝。初の決勝トーナメント進出を果たし「俺が初の英国出身G1覇者になってやる。俺はこれまで米国のメジャー団体との契約を全て蹴ってきた。そして全てを日本のプロレスにささげてきた。誰がこの会社に奉仕してきたか、考えてみろ。今こそお前たちに、なぜ俺が最高のプロレスラーか思い出させてやる。俺は世界で最も優れたプロレスラーだということを証明してみせる」とG1初制覇を誓っていた。












