苦しい戦いが続いている。広島は8日のヤクルト戦(神宮)に4―5で逆転負けした。先発・九里が6回を6安打、与四球5で4失点と乱調。打線はこの日、戦列復帰した西川龍馬外野手(28)がいきなり適時打を放ったが、勝ち切れなかった。

 新井監督は九里に「今日は彼のリズムじゃなかったと思う」としつつも「いつもいい投球ができるわけじゃない。修正して、また次の登板に備えてほしい」と話した。西川には「問題なくプレーできていたので、そこは安心している」と語った。

 真夏の厳しい時期に西川が戻ってきたのはチームにとって好材料だ。ただ、ケガ人も増えてきている。打撃不振により二軍で調整中だったマクブルームが右大腿二頭筋の肉離れにより、実戦復帰まで約4週間かかることが判明した。

 また、この日のベンチ入りメンバーから野間が外れた。指揮官によれば首に違和感があるという。さらに試合中に中崎が右手に打球が当たって降板。新井監督は「本人は『行けます』と言ったが、自分が(出場を)止めた」と明かした。

 野間、中崎の試合出場は9日の状態を確認して判断するという。2連敗で首位・阪神とのゲーム差は3・5に広がった。指揮官は「(今日も)最後の最後まで、当然だけど諦めてないし、また明日しっかり頑張りたい」と前を向いたが、苦境に立たされている。