国際統括団体ワールドラグビーが8日までに更新した15人制男子の世界ランキングで、日本代表は12位から14位に後退。先月半ばごろの10位から沈み込んだが、1か月先のW杯フランス大会に目を転じると、理想的な対戦日程が見えてくる。
①格上同士が初戦でガチンコ対決
1次リーグD組の日本が格下のチリとの一戦で大会に入るのに対し、同組で世界ランキング上位のイングランドとアルゼンチンはいきなり激突。昨秋のテストマッチではアルゼンチンがイングランドを接戦の末に破っている。今回も激戦必至とあって、試合で負う心身のダメージは勝敗にかかわらず大きい。そのイングランドに日本は第2戦で体力的余裕をもって挑めそう。
これは、スコットランドとアイルランドの〝2強〟が初戦で激突した前回2019年日本大会に似ている。日本はロシア戦に勝ち、スコットランドに快勝したアイルランドと対戦。アイルランドは元気なく、日本に屈してしまった。そんな前例から今回、日本のイングランド戦には日程の追い風も期待できる。
②難敵2番手とは最終戦で加速対戦
日本はランキングでイングランドに次ぐアルゼンチンとは最終戦となる第4戦で当たる。第3戦の相手はサモア。19年大会でも日本の第3戦はサモアだった。当時はこれを制して勢いをつけ、ランキング2番手のスコットランドを最終戦で倒した。先月のテストマッチで日本はサモアに敗れているが、内容は接戦だった。2戦目に敗れてもサモアに勝てばチーム再建効果が生じ、難敵アルゼンチンとの〝決戦〟にはずみがつく――。
格下→最強→ほぼ同格→2番手の対戦順は、初の決勝トーナメント入りを果たした19年と似ている。
19年W杯中、過去最高のランキング6位に躍進した日本。これまでおおむね10位あたりをキープしており、14位は近年珍しい。フランスでV字回復となるか。











