新日本プロレスのIWGPジュニアヘビー級王者・高橋ヒロム(33)が、意中の相手を引っ張り出す。

 4日のGLEAT東京・両国国技館大会では頓所隼、青柳亮生と組み、カズ・ハヤシ&田中稔&CIMAと激突する。ファン時代から憧れていた3人との対戦に向け、ヒロムは「この3人と戦えるなんて『俺ってすげえな』って。俺の中では大事件。この偉大な3人の誰かから3カウントを取ることができたら、今の高橋ヒロムにとってすごい大きな経験値になる」と興奮を隠せなかった。

 千載一遇のチャンスでもある。以前から稔の友人で、同王座の最多連続防衛記録「V11」を保持するヒートに対戦を呼びかけてきた。2004年12月に樹立された記録が、いまだ更新されていないことに悔しげな表情を浮かべつつ、「やっぱり、ここを打ち破るのは高橋ヒロムしかいない」と言い切る。

 幼少期のヒロムにとって、ヒートはヒーローのような存在。219センチのジャイアント・シルバら巨大外国人をなぎ倒す姿に夢中になった。「俺と同じくらいの身長のマスクマンが巨体をドロップキックで倒して、場外とかに出してたんですよ。画面越しですけど『うわ、なんだこの人!』って思いました」

 くしくもヒートへの思いを知ってか、SNS上では稔から「勝利後に挑戦表明する」とメッセージが届いた。ヒロムは「自分の倍ぐらい先輩なあの方が興味を持ってくれるのは素直にうれしい。でも勝つのはこの俺!」ときっぱり。「そしてヒート選手を引きずり出してみせる。それが俺のGLEATでの目標」と語気を強めた。

 2日には恐竜ライブエンターテインメント「DINO SAFARI GIGANT」の会見で、全長13メートルの大型恐竜・ギガノトサウルスと戦ったタイムボムが、両国の舞台で悲願を果たす。