新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」2日広島大会のCブロック公式戦で、鷹木信悟(40)がデビッド・フィンレー(30)を撃破し3勝目(2敗1分け)を挙げた。

 ブロックの首位を走るバレットクラブのリーダーとの天王山。場外に設置されたテーブルにパワーボムで叩きつけられるなど、フィンレーの荒々しいファイトに大苦戦を強いられた。

 一進一退の攻防で残り時間が刻一刻と減っていくなか、鷹木はMADE IN JAPANから打撃のラッシュを仕掛ける。パンピングボンバーをかわされスピアー、パワーボムで反撃を許すが、INTO OBLIVIONだけは許さない。スライディングエルボーを叩き込むと、最後はパンピングボンバーからラスト・オブ・ザ・ドラゴンをさく裂させ3カウントを奪った。

 これでCブロックは最終公式戦(8日、横浜)を残して勝ち点8のフィンレー、EVIL、エディ・キングストンの3人を、勝ち点7の鷹木とタマ・トンガが追う大混戦に。鷹木は「フィンレー、一番警戒してたから。この1年で誰よりも化けた選手だ。間違いなく強いよ。紙一重だったな。これで首の皮一つつながったんじゃない? (この日の公式戦で)EVILも負けた、タマ(トンガ)も負けた。チャンスあるんじゃないの?」と逆転突破に自信をのぞかせた。

 G1初制覇へ突き進む鷹木が強く意識している人間が2人いる。ロス・インゴベルナブレス・ハポンの盟友・内藤哲也と、元タッグパートナーで現IWGP世界ヘビー級王者のSANADAだ。「まだ通過したわけじゃないのに、何言ってんだって言われるかもしれないけど、内藤に対してもSANADAに対しても思いはあるんだよ。横浜でEVILか。今日の勢いで行くしかねえだろ」とキッパリ。「SANADAがタイトル取って最初はおめでとうって思ったけど、なんか悔しくなってきてな。ふざけんなって。俺にはまだ勝ってねえだろう、SANADA。初対決やったら、俺は強烈だぜ」と、上半期にLIJ勢を相手に連戦連勝を誇った王者に宣戦布告した。

 さらに鷹木は、内藤と同じく東京ドームのメインイベントに立つ目標を明言。「G1で優勝したら、(IWGP世界王座の挑戦)権利証なんていらねえよ。日時を指定してタイトルマッチやればいいんだ。優勝したらの話だけどよ、すぐにタイトルマッチやってやるよ。内藤、ドームのメインを目指しているのは、お前だけじゃねえんだ。SANADAから年内でIWGP世界を取って。俺もドームのメイン2回やってんだ。棚橋(弘至)ともやった、オカダ(カズチカ)ともやった、あと誰とやるんだ。内藤しかいねえだろ」と壮大な野望を明かしていた。