新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」2日広島大会のDブロック公式戦で、後藤洋央紀(44)がジェフ・コブ(41)を撃破し3勝目をあげた。

 4勝1敗でブロック首位タイに立つコブとは対照的に、後藤はすでに3敗を喫している上にシリーズ中に右わき腹を痛め満身創痍の状態。アスレチックプレックス、その場飛びムーンサルトプレスと負傷箇所に大ダメージを与えられていく。

 それでもツアー・オブ・ジ・アイランドを阻止すると牛殺しで反撃開始だ。スリーパーホールドに捕らえてスタミナを削っていく。再度のツアー・オブ・ジ・アイランドも回避すると何と回天(変型ラナ)を発射。最後は一気にGTRを叩き込み、3カウントを奪ってみせた。

 ブロック突破争いに首の皮一枚残った後藤は「どうした? ジェフ・コブ、油断したか? 勝負にな、絶対はないんだよ。これがこの俺がやってきた20年のキャリアと実績の違いだ。俺は絶対に最後まで諦めねえぞ!」と勝ち誇った。最終公式戦(9日、静岡)ではザック・セイバーJr.と激突する。そのザックもこの日の公式戦で内藤哲也に2敗目を喫し、Dブロックは大混戦の様相。奇跡の逆転突破を信じて、荒武者が最後の公式戦に臨む。