新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」1日高松大会のBブロック公式戦で、KOPW保持者のタイチ(43)がエル・ファンタズモ(36)に痛恨の3敗目を喫した。
まさかの落とし穴が待っていた。ファンタズモのCRⅡを回避したタイチは、ブラックメフィストを狙うが決めきれない。ならばとタイチ式外道クラッチで丸め込むが、〝掟破り〟のELP・タイチ・外道クラッチで切り返され、あわやの場面をつくられる。
ならばと打撃戦からハイキックを決めたタイチは、天翔十字鳳を発射。しかし、これをかわされサドンデスを浴びてしまうと、再びELP・タイチ・外道クラッチで丸め込まれ、3カウントを奪われてしまった。
試合後のタイチは「どうせ胡散臭ぇことやるだろうと思ってたら、本当にアイツ改心したようだな。屈辱的だよ、テメェの技で。あの野郎、狙ってやがった。変わったお前とはもう一回楽しめそうだな。もう一回違う舞台でやろうや」と悔しさをあらわにしつつも、ファンタズモの実力を認めた。しかし、この日の敗戦によって、タイチの優勝の望みは断たれてしまった。
Bブロックは最終公式戦(6日、大阪)を残し、勝ち点10に達したオカダの2位以上が決定。2敗のオスプレイを3敗のタイチ、ファンタズモ、タンガが負う展開となっている。タイチが追いつくには自身がグレート―O―カーンから4勝目をあげた上で、オスプレイが3敗目を喫することが条件だが、その場合は必然的にファンタズモも4勝目をあげることになってしまう。
ファンタズモは公式戦の直接対決でタイチとタンガの両者に勝利しているため、いかなる組み合わせでも複数選手が勝ち点8で並んだ場合にブロック突破が決定する。つまり残り1枠の争いは、オスプレイとファンタズモの2人に絞られたことになる。
敗退が決まったタイチだが「クソッ! 終わりか? まあ、でも俺なりに1日一番取ってきた結果だ。あと残り一番、それを勝ったら、今日は負けたらとか、そんなことは考えず、1日一番大切に、残りもやってくだけだよ。決して自分の悔いにならないようにな。勝とうが負けようが、全力で毎日尽くしてたら、必ず自分に返ってくんだ。勝って奢らず、負けて腐らず。最後まで1日一番、しっかり取っていきたいと思います」とキッパリ。横綱…ではなく、KOPW保持者として最後まで全力を尽くすことを誓っていた。












