新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」2日広島大会のDブロック公式戦で、棚橋弘至(46)がアレックス・コグリン(29)に3敗目を喫した。

 ここまで3勝2敗と優勝戦線に生き残っている棚橋は、すでに敗退が決定しているコグリンと対戦。序盤から足攻めで主導権を握ると、裏スリングブレイドからハイフライアタックを発射する。ところがこれに何とカウンターのブロックバスターホールドを合わせられて形勢逆転を許してしまった。

 さらに後頭部へのラリアートを浴びた棚橋は、コグリンのジャックハマーを首固めで切り返そうとする。しかしこれを阻止されると、そのまま強引に持ち上げられジャックハマーでマットに沈められてしまった。

 痛恨の敗戦を喫した棚橋は「勝ち点2で計算してたよ。トントンで、ギリギリ2敗で行って、静岡(9日)で内藤(哲也)戦に勝つ青写真まで見てた。新日本プロレスは才能のある、未来のある選手であふれてるよ」とぼう然。「けど、そんなことを言ってたら、いちレスラーとして終わりですから。何はなくとも、何もなくても、一番を目指したっていいじゃない。今年もG1、負け越しで終わるわけには行かないから」と最終公式戦に気持ちを切り替えた。

 この後の試合で1敗勢のジェフ・コブ、ザック・セイバーJr.が敗れ、棚橋は最終公式戦で2敗の内藤との直接対決を控えているため、複数選手が勝ち点8で並んだ場合の決定戦進出の可能性を残している。「大丈夫、3敗はキツイけど、一試合一試合全力でやるのが、俺の生きざまだから」と、最後まで希望を捨てずに勝利を目指す覚悟だ。