昨年10月1日に死去した〝燃える闘魂〟アントニオ猪木さん(享年79)の一番弟子、〝炎の飛龍〟ことドラディションの藤波辰爾(69)が付け人時代の裏話を明かした。

「アントニオ猪木 80thANNIVERSARY『燃える闘魂・アントニオ猪木展』」のプレオープンが2日、東京・京王百貨店新宿店で行われた。プレオープンには藤波のほか、人気女子プロレスラーのSareee(27)、猪木さんのモノマネで知られるアントニオ小猪木、アントキの猪木といったゆかりのある人物が出席。藤波は「僕はまだ現役でリングに上がっているけど、リングに上がるたびに猪木さんの目が光っているなと感じる」とその存在感の大きさを明かした。

「猪木展」では、東京スポーツ新聞社が提供した燃える闘魂の写真パネルが飾られている。その中には藤波が猪木さんの付け人を務めていたころ、1970年6月に福井駅で撮影された1枚も展示された。

 藤波はこれにくぎ付けで「これ、荷物を3つ持っているけど、紙袋に入っているものだけが自分のもので、それ以外は全部、猪木さんのものなんだ」と説明。スーパースターだった猪木さんは荷物の多さも半端ではなかったようで「このころはまだ余裕がなくて、周りを見ることができなかった。常に3歩ぐらい下がって、この感じで歩いていた」と偉大な師匠を懐かしんだ。

 猪木展は、3~15日に京王百貨店新宿店で開催。猪木さんとモハメド・アリさんのガウンや、アリさんから猪木さんに送られた本物の手紙、猪木さん直筆の書など貴重な品々が展示される。また猪木さん愛用の「闘魂棒」は、直接手に触れることができる。