悔しい背信KOとなってしまった。3位ソフトバンクは28日の2位ロッテ戦(ペイペイ)に5―8で敗れ、連勝を伸ばすことができなかった。先発・東浜が4回途中7失点で黒星先行の7敗目。8月から始まる5週連続6連戦でも大事なカード頭を託される見込みの右腕が、期待に応えることができなかった。

 首位オリックスとの敵地2連戦に連勝して本拠地に戻ってきたチームにとって、痛すぎる敗戦となった。大型連敗を止め、逆襲ムードをさらに醸成するために大事な3連戦。東浜もその意味が分かっていただけに、気負いがあったのかもしれない。初回まさかの大量5失点。四球を挟んで6連打を許した右腕は、汗をしたたらせた。初回だけで31球。期待を受けた実績ある右腕らしからぬ立ち上がりだった。

 2回と3回は打たせて取る投球で立ち直ったようにも見えた。攻撃陣が近藤の14号2ランなどで3回まで1点差に追い上げる展開。ギアが上がったはずだが、4回先頭に四球を与えて一死後に安打を許したところで交代を命じられた。後を受けた2番手・椎野は、代わりばなの初球を角中に捉えられて痛恨の3ランを被弾。いきなりの大量ビハインドで始まったゲーム、流れを引き戻すのは容易ではなかった。

 この日は球団恒例イベントの「鷹の祭典」。昨季は1勝8敗、今季もこれで7戦全敗となり、なんとも痛ましい事実が続いている。いやが応でも気になる事象にも戦前、藤本監督は「普通にやればいい。負ける時は負ける、勝つ時は勝つ。表か裏しかない」と不動心を強調していたが、負の連鎖を断ち切ることはできなかった。