第105回全国高校野球選手権大会記念奈良大会決勝は28日、佐藤薬品スタジアムで行われ、智弁学園が高田商業を8―1で下し、2年ぶり21度目となる夏の甲子園出場を決めた。

 この日、「1番・右翼手」で出場したプロ注目の松本大輝外野手(3年)が3打数2本塁打の大活躍。初回から右翼スタンドへ飛び込む本塁弾を放ち、8回にも二死から左中間へソロ弾を叩き込んだ。

 チームも3本塁打を含む12安打と打線が爆発し、投手陣も1失点で抑えた。松本は「特に初回の自分の1本でチームがノッてきたと思うので、良かったと思います」と笑顔で話した。
 
 また、松本は打撃好調の秘訣を1日1000回の素振り、ロングティーなどの練習と、メンタル面で成長と明かす。「バッティング練習は、意識高くやってきました。気持ちの面では練習試合で自分が打ったら勝てる試合が多かったので、自分が打って、チームを引っ張ってやるという意識を強く持つようになりました」。

 小坂監督も「初回の(松本の)ホームランは周りの人間が緊張感あるなか、パッとほぐしてくれましたし、ホンマにええバッターやと思います」とたたえ、悲願の夏初優勝に向け「全員でしっかり準備して甲子園にいきたいと思います」と表情を引き締めた。