新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」26日後楽園大会のCブロック公式戦で、タマ・トンガ(40)がNEVER無差別級王者デビッド・フィンレー(30)を撃破し3勝目を挙げた。

 かつてバレットクラブを追放されたタマと、現リーダーのフィンレーの因縁は深い。今年5月の福岡大会で行われたNEVER王座戦では敗れたタマが担架送りとなる凄惨決着。雪辱を期すタマは、フィンレーの入場を襲撃して場外乱闘を繰り広げるなど試合はいきなり荒れ模様となった。

 互いの手の内も知り尽くす両雄は、一進一退の攻防を展開。シュプリームフローを決めたタマはガン・スタンを阻止されブルーサンダーで反撃を許すが、フィンレーの必殺技「INTO OBLIVION」だけは決めさせない。

 高度な技の読み合いからローリングエルボー、スピアーを浴び窮地に陥ったが、パワーボムを狙われたところで起死回生のウラカン・ラナで丸め込む。一瞬のスキを突かれたフィンレーは返すことができず、タマが3カウントを奪った。

 開幕から破竹の3連勝を飾っていたフィンレーをストップさせたタマだったが、試合後のリング上では納得がいかない王者の襲撃にあう。パワーボムからのシレイリ(こん棒)攻撃でKOされてしまった。

 セコンドに両肩を担がれて退場したタマは「だが、俺は勝ったぜ。一日中でも殴られてやるよ。受けてやる。俺が回復するところを見ることもないくらいにな…フィンレー、どうやら邪魔しちまったようだな? お前の無敗ロードはこれで終わりだ」と挑発。一方のフィンレーは怒り心頭で「俺にカメラを近づけるな!」と叫びながら控室へと消えていった。