〝バカサバイバー〟こと青木真也(40)が、風雲急を告げる真夏の格闘技界にメスを入れる。RIZINに続いて目をつけたのは、新体制発足で第2章幕開けを宣言した立ち技格闘技「K―1」だ。
K―1は17日の両国国技館大会をもって中村拓己プロデューサーが退任。新プロデューサーに2013~14年に「GLORY JAPAN」でGMも務めたカルロス菊田氏が就任し、無差別級の「K―1 WORLD GP」と中軽量級の「K―1 WORLD MAX」の両ブランドを復活させる。
初陣となる9月10日横浜アリーナ大会では8選手参加の無差別級トーナメントを開催し、〝IQレスラー〟桜庭和志がプロデューサーを務めるグラップリングイベント「QUINTET」との業務提携も発表された。これに菊田プロデューサーは「まったく新しいコンテンツを生み出したい。今後は世界を舞台に展開したい」と世界進出への並々ならぬ意欲を語っている。
14年に「新生K―1」として生まれ変わり、武尊をエースに中軽量級の日本人選手を中心にした戦いを展開して人気を獲得。青木はこの世界観を「箱庭的」と独自の表現し、コンテンツとして高く評価してきた。その大きな転換に「ピンチになると大振りになるパターンな気がしなくもない」と声をしゃがれさせる。
その上で菊田プロデューサーのもとスタートする〝新生・新生K―1〟について「箱庭の世界観をつくってきた人たちを全員外したってことは、その逆をいくってことなんだろう。今までのK―1はAKBスタイルで、誰もが上にいく可能性がある〝共和国〟ができていたわけだよ。でも、この間の発表はそこを一気に壊して、真逆の〝新自由主義〟にいく宣言のように聞こえたよね。ジャイアント馬場の全日本プロレス路線でやってきたのに、急にIWGP構想をぶち上げたような感じがしたな」と分析。
昨年6月以降、選手の離脱などもあって、絶好調時に比べて観客動員が減少していたことにも触れ「我慢できなかったんじゃないかなあ。俺はここで我慢するのが大事だったと思うけど。いや~、ドキドキして仕方ないよ!」とメガネを光らせた。
また、提携した「QUINTET」は〝格闘王〟前田日明氏をスーパーバイザーに迎え9月の横浜大会でナンバーシリーズを復活させる。「前田日明はプロレス界にこそ必要だ。だけど現代の格闘技やグラップリング界にはどうなんだ?とは思う」と腕を組む。その上で「俺もQUINTET、出たいよ! だけど桜庭さんが…」と首を振ると「とにかく俺は今、カルロスにドキドキしているんだ」とスポーツドリンクを飲み干した。
最後に青木は「それより、皇治のアニキとのエキシだけど」と、対抗戦イベント「DEEP vs NARIAGARI」(23日、東京・ニューピアホール)で行われる皇治&住村竜市朗VS青木真也&竹浦正起のエキシビション戦に言及。
「俺は、この試合で佐伯繁夫人がレフェリーを務めることを要求する。そしてルールはもちろん、5 vs 5スーパープレミアムイリミネーションマッチにしろ!」と意味不明なことを叫び、やっと練馬方面へ走り去ってくれた。












