〝IQレスラー〟桜庭和志(54)がプロデューサーを務めるグラップリングイベント「QUINTET」が、9月10日横浜アリーナ大会で5年ぶりにナンバーシリーズを開催することが18日に発表された。
この日は立ち技格闘技「K―1」の新体制発足に関する会見が公式ユーチューブとABEMAで放送され、9月10日横浜アリーナ大会から世界進出を目指していく方針が明かされた。さらに同会見内で、これと連動して「QUINTET」も同日に横浜アリーナ大会を開催することが発表された。
「QUINTET」は2018年に桜庭が旗揚げした、投げや関節、絞め技などの組み技のみ有効のグラップリングイベント。ナンバーシリーズは18年10月の米国大会以来、5年ぶりの復活となる。会見に出席した桜庭は「QUINTETのナンバーシリーズを5年ぶりにできることになりました。国際的な選手を集めてやる大会なので、めちゃめちゃ面白いと思います。人口も増えてレベルもめちゃめちゃ上がっていると聞いてます。ぜひ期待してください」と目を輝かせた。
同大会では桜庭の長男・大世(たいせい)が、デビュー戦を行うことも決定。しかも相手はアテネ&北京五輪柔道男子66キロ級金メダルの内柴正人が務める。21年3月の六本木大会でエキシビション戦に出場している大世は「あんまり注目されることが今までなかったので、うれしいです。目立ちたがり屋なので。あとは練習頑張ってます。(内柴は)めちゃめちゃマッチョなイメージなので、力勝負はしないようにしようかなと思ってます」と意気込んだ。
桜庭からは「プロとなった以上は、ちゃんとお客さんも納得する試合をしないといけないことを頭に入れてほしい」とエールを送られた。
さらに会見ではQUINTETのスーパーバイザーに〝格闘王〟前田日明氏が電撃就任したことも発表された。桜庭からの直訴を引き受けたという前田氏は「もっと万人の目から見て楽しめるスポーツにするために、どういったことが必要なのかってことを(やっていきたい)ね。ヴォルク・ハンに声をかけたら『いつでも言ってくれ』と」と、コマンドサンボからも選手を派遣する可能性を示唆した。
桜庭は「僕も昔、UWFが好きだったんです。前田さん、スーパーバイザーよろしくお願いします。すみません、僕はUWFの中で好きだったのは藤原(喜明)さんと木戸(修)さんでした」と冗談めかしつつ「前田さん、細かい関節技知ってるじゃないですか。それを教えてもらえたら」とリクエスト。
QUINTETのさらなる普及を掲げた前田氏は「すごく可能性のあるスポーツだと思いますね。自分の希望としては、本家本元である(全日本)柔道連盟からも選手が出るようになったら面白いんじゃないかなと。できたら柔道とは別で、五輪の中にQUINTET的な種目、QUINTETの名前でもいいし、(寝技だけの)競技が設置されてほしいと思いますね」と野望を明かした。













