大相撲名古屋場所10日目(21日、愛知・IGアリーナ)、優勝経験者の幕内尊富士(27=伊勢ヶ浜)が幕内千代翔馬(35=九重)を寄り切って8勝目(2敗)を挙げた。

 昨年の名古屋場所は右上腕を負傷して途中休場。1年ぶりとなる幕内の土俵で勝ち越しを決めた取組後は「帰ってきてうれしいですね。幕内でもう一回、自分の相撲を見たいと思っている方がたくさんいるので。名古屋で勝ち越したのはうれしい」と笑顔を見せた。

 部屋での出世争いも発奮材料だ。「部屋にたくさんの関取衆がいるので。(新小結の)義ノ富士だったり、三役に上がっている。自分も上に上がりたいという気持ちで、とても刺激になっています」と対抗心を燃やした。

 優勝争いでも首位と1差をキープ。終盤へ向けては「また明日から自分の相撲を取れるように必死に頑張るだけ」と気持ちを引き締めた。