大相撲名古屋場所9日目(20日、愛知・IGアリーナ)、大関霧島(30=音羽山)が幕内美ノ海(25=伊勢ヶ浜)に痛恨の2敗目。優勝争いの首位から陥落した。

 霧島は美ノ海の前まわしを切って前に出たが、土俵際で突き落とされバッタリと両手をついた。取組後の支度部屋では「もうちょっと、ちゃんと(相手を)見れば良かった。勢いでやられちゃった」と唇をかんだ。

 5月の夏場所は12勝3敗で優勝同点。今場所は「レベルの高い優勝」の条件付きで綱取りに挑む中、平幕に2つ星を落として後がなくなった。審判部長の浅香山親方(元大関魁皇)は霧島の綱取りについて「まだ何とも言えない。これから」と明言を避けつつも「厳しくなってきていることは確か」との認識を示した。

 横綱大関との対戦を残す残り6日間で1敗もできない状況。場所の中盤で早くも崖っぷちに立たされた。