立ち技格闘技「K―1」が新体制を発足させ、9月10日横浜アリーナ大会から再スタートすることが18日に発表された。

 K―1は17日の両国国技館大会後に中村拓己プロデューサーが退任。この日の正午から公式ユーチューブチャンネルとABEMAで「今後に関する重大発表」が行われた。新プロデューサーにはカルロス菊田氏が就任し、9月10日横浜アリーナ大会から「新生K―1第2章」として、より世界的な活動を目指していく方針が明かされた。

 Kー1は1993年に設立され、今年で30周年の節目を迎える。2014年からは中軽量級の日本人選手を中心とした新生K―1として生まれ変わっていた。菊田プロデューサーは「まったく新しいコンテンツを生み出したい。今後は世界を舞台に展開したい。70キロ以下の階級だけではなく幅広く展開したい」と宣言し、世界進出を掲げた。初陣となる横浜アリーナ大会では、8選手参加の無差別級トーナメントが開催されることも発表された。

 さらに「我々の課題はファイターにもK―1の魅力を伝えること。そのためにも、世界中の格闘技団体に協力いただきたい。その中で特に期待しているのが、極真空手です」として、極真会館との正式提携を発表。

 松井章圭館長が会見に出席し「ぜひ組織的に、技術的によい形で交流をしたいと思います。極真は来年60周年になります。若い選手たちには、可能性を追求したい選手が多数います。彼らが経験を積めるステージがK―1なのかなと」と意図を説明した。

 またこれまで新生K―1を担ってきた日本人の中量級選手たちにも、海外の強豪との対戦機会を増やす意向だ。会見にはスーパーフェザー級王者のレオナ・ペタス、フェザー級王者の軍司泰斗、バンタム級王者の黒田斗真、玖村将史の4選手も出席した。

 横浜アリーナ大会でスーパーバンタム級王者・金子晃大に挑戦が決定している玖村は「K―1がこれから世界に向けて進出していくということなんですけど。用意していただいた最高の舞台に感謝して、世界最強を証明していきたいと思います。今このメンツの中で僕にないのはベルトだけだと思うので、横浜アリーナでそのベルトを取りにいきたい。立ち技格闘技は今でも日本のK―1が世界で一番だと、これから見せていきたいと思います。新星K―1第2章は、玖村将史が背負っていきます」と高らかに宣言した。